「単語も文法もそれなりにやったし、まぁ大丈夫でしょ!」
そう思ってオーストラリアにワーホリに飛び出した僕ですが、現地で待っていたのは英語がうまく話せず、聞き取れず、恥ずかしい思いをする毎日でした。
今思えば、もっと机の上の勉強ではなく「口」と「耳」を鍛えるべきだったと感じます。
これからワーホリや留学を考えている人には、私の失敗をちょっとでも役立ててほしいので、私がどんなふうに恥をかき、何を後悔したのかをリアルにお話しします。
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ワーホリで準備不足だった私の英語での失敗談
ワーホリに行く前、私は「単語や文法をそれなりにやっておけば何とかなるだろう」と思っていました。
でも、いざ現地に行ったら全然話せないし、現地の人が話す英語は早くて聞き取れない…
渡航後の数ヶ月間は、恥ずかしい思いや気まずい経験をたくさんしました。
これからワーホリに行く人には、同じ思いをしてほしくない。
私の経験から失敗した原因や、やっておけば良かったことなどを紹介します。
単語と文法だけで安心して、話せない・聞き取れない地獄
渡航前に少しでも英語の勉強をしておいた方がいいなと考えた私は、単語をひたすら書いたり、問題集を買って文法などの問題を解いたりしていました。
そして、単語や問題をたくさん解くことだけで満足してしまい、「これだけやっていれば大丈夫!」と思い込んでしまいした。
いざワーホリに行ってみると、とにかく何を言っているのかが分からない。
ある単語が聞き取れたとしても、スピードが早すぎて文章全体が聞き取れず、愛想笑いでごまかすことがほとんどでした。
現地で実際に使うのは単語や文法ではなく、話すことや聞くこと、そして会話力でした。
もちろん基礎的な単語や文法は大切ですが、その単語や文法が頭に浮かんでも口から出てこなければ意味がありません。
実際に行ってみて、もっと「話す練習と、ナチュラルな英語を聞いておくべきだった」。この後悔は、最初の数週間で痛いほど味わいました。
カフェや職場で何度も聞き返して気まずくなった
ワーホリ中にカフェでの接客の仕事で、お客さんの英語が聞き取れず何度も「Sorry?」と聞き返す自分が情けなくてたまらなかったです。しかも、聞き返し方が「Sorry」のみでした。
全てのお客さんが感じよく言い直してくれるわけでもなく、2回3回と聞き返すと、呆れられたり怒ったりする人も当然います。
仕事を終えた後はいつも、
「あれってなんて言ってたんだろう」
「やっぱりもっと耳を鍛えておけばよかった」
と、悔しい思いがずっと残ったのを今でも覚えています。
洋楽を聞いたり、英語を話す人と友達になって会話のスピードに慣れておいたりすることは、とても大切だと感じました。
雑談を振られても一言も返せず、友達作りに苦戦
日本にいながら英語を勉強するときに、「英語を話す友達を作るのが近道」ってよく聞くと思います。実際にその通りで、現地に行ってからも友達とのおしゃべりが一番の練習になるはずでした。
でも私の場合、せっかく現地の人と仲良くなれたのに、私の英語力が足りなくてうまく会話が続きませんでした。
英語で雑談を振られても、一言も返せなかったり、変に間が空いて気まずくなったり…
そのせいで相手も話しづらそうになってしまい、そのうち会話をする回数も減っていき、なかなか深い関係にはなれませんでした。
英会話のレッスンなどを通じて、もっと英語を「話す」練習をしておいて、簡単な会話のキャッチボールができるようにしておけばよかったなと、すごく後悔していました。
失敗もいい経験!でも準備しておけばもっとラクになる
恥ずかしい思いや失敗も、すべていい経験です。
恥ずかしい思いや失敗を経験せずに、成功はないと思っています。
でも少しでも準備しておくことで、もっとリラックスして現地の人と話せたし、友達もすぐに作れたんじゃないかなって今では思います。
これからワーホリに行くみなさんは、ぜひ、
「声に出して話すこと」
「ネイティブの英語をたくさん聞くこと」
上記のことを意識して準備してみてくださいね。
それだけで、現地での毎日が楽しくなるはずです。