英語語学留学の経験はキャリアップの役に立たないでしょうか？

語学留学の経験がキャリアアップに役立つかどうかは、「留学で何を得て、どうアピールできるか」にかかっています。ただ「留学に行った」という事実だけでは、必ずしも評価に直結するわけではありません。

重要なのは、語学力に加えてどのようなスキルを身につけたかを具体的に語れることです。例えば、異文化環境での適応力や主体性、自ら課題を見つけて解決した経験などは、どんな業界でも高く評価されるでしょう。

就職や転職活動でアピールする際は、「なぜ留学し、どんな困難をどう乗り越え、結果として何を学んだか。そして、その経験をどう仕事に活かせるか」を自分の言葉で説明できるように準備しておくことが大切です。「海外で遊んできた」と思われないためにも、留学で何を得たのかを語れるようにしておきましょう。

語学留学は一定期間を外国で生活して集中して英語を勉強をするわけですので、本来であれば、そのチャレンジ精神や経験、習得した語学力は評価されるべきです。
ただしキャリアアップという意味では、入学試験を受けて大学や専門学校のような教育機関を卒業したというのとは、また違いますので、必ずしも正当に評価されないことがあります。

また、企業担当者の中には語学留学イコール遊学と捉える人もいます。
キャリアアップとは広義なものです。自分自身が留学中に、何の目的で何を学んで、何を持ち帰ってきたのかを明確に説明できるようにできれば、それは十分キャリアアップと言えるのではないでしょうか。