30代後半だとクラスで浮きそう

たしかに、留学生の年齢層は20代前半〜半ばぐらいの人が多くなる傾向があります。しかし、年齢を意識しすぎると、かえって自分から心理的な線を引いてしまい、ほかの学生との距離が生まれてしまうことがあります。

異なる年齢の人とのかかわりは新たな価値観を得たり、気づきを得たりするきっかけにもなります。気負わず交流を楽しみ、自分からクラスに馴染む行動を意識してみましょう。

どうしても年齢が気になる場合、語学学校によっては30代向けのコースやビジネス英語コースを用意しているところもあるため、そうしたコースを検討してみるのもおすすめです。

ビジネス英語コースへの入学には、一定の英語力を求められる場合もありますが、社会人が参加しているケースが多く、キャリアアップにもつなげやすいというメリットもあります。

いずれの場合も、語学学校選びは大切なポイントですが、それ以上に、留学中に「どう取り組むか」が重要です。
交流が増えれば、英語を話す機会も自然に増え、英語力アップのスピードも早くなります。年齢にとらわれず、現地での出会いや学びそのものをぜひ楽しんでみてください。

語学学校の場合、生徒の平均年齢は20代が多いですが、下は10代から上は70代まで年齢関係なく様々な国籍の生徒が学びに来ています。年齢を理由に恥ずかしいと感じる必要は全くありません。若い外国人の生徒と学友になるというのも楽しい経験ではないでしょうか。

恥ずかしがらずにオープンにコミュニケーションを取ることをおすすめします。そのほうが英語力もアップします。

また、30代の留学は目的も明確でしょうから、周囲を気にせず自分のペースでしっかり学ぶという姿勢も大切ですね。