カナダには「セカンドワーホリ」にあたるROビザ(Recognized Organizationビザ)があります。通常のワーホリは一度のみで、かつ年齢制限が30歳までですが、ROビザでは35歳まで応募できる点が大きな違いです。
プログラムには「学校あり」と「学校なし」の2種類があり、前者は語学学校への就学を組み合わせる形、後者は就労を中心としたプランを選ぶ形となります。
応募条件は、申請時に18〜35歳であること、有効な日本のパスポートを保持していること、渡航直後の生活を支えられる資金(目安2,500カナダドル以上)の証明、そして滞在期間をカバーする医療保険への加入です。
申し込みはカナダ政府に認定された団体(RO)を通じて行う必要があります。方法は2通りあり、ひとつは留学エージェントを通して申請する方法で、枠を確実に確保できる安心感がある反面、費用が高くなる点がデメリットです。
もうひとつは自力でRO団体に直接申請する方法で、費用を抑えられる一方、情報収集や書類準備をすべて自分で行う必要があり、難易度が高い傾向があります。