私がセブ島で暮らしてみて感じたのは、現地人の英語には確かに訛りがあるものの、その程度や発音の綺麗さには個人差があるということです。英語はフィリピンの公用語の一つなので、多くの人が流暢に話しますが、発音は独自のアクセントがあります。たとえば【r】を強めに発音したり、【f】と【p】、【v】と【b】の音が入れ替わるなど、フィリピン特有の発音の癖が見られます。
職業によって英語の発音レベルは大きく異なる印象です。特に接客業や教育業に携わる人は非常に発音がきれいで、聞き取りやすいです。私自身よくスターバックスを利用しますが、店員さんの英語はとてもクリアで自然なイントネーションで、発音も綺麗だと感じます。リゾートホテルの受付係も同様です。彼らは外国人客と日常的に英語で会話しているため、実践的な英語力を身につけているようです。
また、語学学校の講師陣も同様で、採用時に発音テストや面接が行われるため、授業で使われる英語は国際的にも通じるレベルです。
セブ島では確かに訛りは存在しますが、英語を仕事で使う人ほど発音が洗練されており、日常生活でも十分に聞き取りやすい環境だと感じています。
