シニア留学の多くの場合は「英語レベル別」または「年代別」で授業が行われます。
ヨーロッパ(特にマルタ・イギリス) では、シニア向けに特化した「50+プログラム」が人気です。このタイプのコースでは、英語レッスンのほかに、歴史観光・美術館巡りなど、文化体験を組み合わせたカリキュラムが特徴です。授業も会話中心で、日常生活で使える実践的な英語を学ぶ内容が多く、クラスは同世代の受講生だけで構成されることが一般的です。
一方、カナダやオーストラリアなどでは、年齢ではなく英語力を基準にクラス分けされるのが一般的です。そのため、シニア層と若い学生が同じクラスで学ぶこともあります。ただし、学校側もシニア層に配慮した授業スピードやサポート体制を整えており、落ち着いた雰囲気で学べるように工夫されています。
また、フィリピンはマンツーマン授業が中心のため、年齢層を問わず自分のペースで学習することができます。若い学生と一緒のクラスになることは少なく、講師との1対1レッスンで基礎からやり直したい方にも適しています。
自分の学習ペースや目的に合った国・スタイルを選ぶことが、シニア留学を成功させるポイントです。
