セブ島には日本人留学生が多く、平均すると全体の30〜40%程度を占めます。特に日本資本の学校では比率が高まり、日本人限定の学校では100%となる場合もあります。
セブは語学学校数が最も多く、日本の留学エージェントと提携している学校も多いため、日本人が安心して選びやすい環境が整っています。その結果、日本人比率が高くなるのは自然な流れです。
ただし、日本人比率の高さをどう捉えるかは考え方次第です。例えば、全校生徒500名で日本人比率30%の場合、日本人以外は350名となり、多国籍の学生と交流する母数は十分に確保できます。
一方で、全校生徒100名で日本人比率10%だと、日本人以外は90名に留まります。このように比率だけでなく「学校の規模」も重要な判断材料になります。
また、フィリピン留学はマンツーマンレッスンが中心のため、授業中に日本人比率が学習効率へ大きく影響することは少ない点も特徴です。
セブ島は日本人比率が高いことで安心して生活できる反面、多国籍な環境を望む場合は学校規模や資本背景まで含めて検討することが重要です。