Co-op留学とは、カナダのカレッジで授業と有給インターンシップを組み合わせて学べる就学プログラムです。
最大の特徴はCo-opビザを取得することで、授業期間と同じだけ現地企業で働ける点にあります。学んだ知識を実際の職場で活かせるため、英語力の向上とキャリア形成の両方につながるのが大きなメリットです。
専攻分野としてはホスピタリティ、ビジネス、IT・デジタルマーケティングなどが人気で、いずれも求人需要が高く留学生にとって挑戦しやすい分野です。
一方で注意点もあります。授業で学んだ分野と異なる職種では就業が認められません。例えばビジネスを専攻している学生が飲食店で働くことは原則できません。
また、現地での仕事探しは基本的に自分の力で行う必要があり、応募や面接、履歴書の準備をすべて英語でこなす大変さに直面する学生も多いです。加えて、基準の英語力を満たさなければ入学が認められない場合もあります。
留学先としてはバンクーバーやトロントが人気で、学校や企業の数が多く、多国籍な環境で学びながら実践経験を積める点が大きな魅力です。