大前提として、日本の海外旅行保険には必ず加入して渡航する様にしてください。
海外では日本以上に医療費が高く、大きな病気・事故に巻き込まれた時の請求は計り知れません。海外旅行保険であれば、医療費の自己負担がなくなるので安心です。
マルタの医療体制
公共クリニックと私立クリニックの両方が整っており、留学生や短期滞在者も安心して利用できる環境がありますので心配不要です。公立病院は主に首都ヴァレッタ近郊のMater Dei Hospitalが中心で、緊急時には24時間体制で対応しています。
私立クリニックや診療所も多数あり、診療の待ち時間が短いです。その分医療費は公立病院より高めですが、海外旅行保険に加入していれば自己負担なしですので、留学生は私立クリニックの方が便利です。
病気になった場合
まず軽い症状であれば薬局で相談し、市販薬で対応することが一般的です。診察が必要な場合は、私立クリニックを予約して受診するか、学校に相談してクリニックを教えてもらうと安心です。緊急の場合は、EU共通の緊急番号112で救急車を呼び、公立病院の緊急外来で対応してもらえます。診察や入院費用は高額になることがありますが、海外旅行保険に加入していれば持病に関すること以外の病気・ケガは自己負担なしですので安心です。
