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マルタの治安は本当に安全?留学生活で見たリアルな危険エリア・対策まとめ【体験談】

2019年の秋、私は約2ヶ月間、マルタ共和国に語学留学をしていました。日本から遠く離れた地中海に浮かぶ小さな島国ですが、その魅力と共に、実際に暮らしてみないと分からない“リアルな日常”もたくさんあります。

特に「治安」に関しては、ネット上では「安全」「過ごしやすい」という意見が多いですが、実際に現地で生活してみると、少し違った印象を受ける場面もありました。

この記事では、私自身がマルタで過ごした日々の中で感じた“本当の治安事情”について、危険を感じた場面や対策、そしてこれから留学する方に役立つアドバイスをまとめてお伝えします。

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筆者について:2019年秋、2ヶ月間マルタで留学していました

留学時期・滞在場所・目的など

2019年の9月から11月まで、マルタのスリーマという場所で、2ヶ月間の留学生活を送りました。語学学校に通いながら、歩いて10分ほどのシェアハウスで暮らしていました。

目的はシンプルで、英会話をもっと話せるようになりたかったこと、ヨーロッパの文化に実際に触れてみたかったからです。

授業は平日の午前中が中心で、午後は街歩きやカフェ巡り、観光などを通して英語を使う機会を積極的に作っていました。滞在中には複数の地域にも足を運び、マルタの治安について自然と肌で感じることができたと思います。

なぜマルタを選んだのか

マルタを選んだ理由は、英語圏でありながら比較的費用を抑えられる点、そしてヨーロッパに位置することで周辺諸国へのアクセスにも優れていたためです。

また、日本人留学生が比較的少ない環境を望んでいた私にとって、マルタは理想的な選択肢でした。治安が良いという評判も後押しとなり、「のんびりしていて落ち着いた国」との情報に安心感を持って渡航を決意しました。

実際に滞在してみて、多くの点でその期待が裏切られることはありませんでしたが、注意が必要な場面もあったと感じています。

日常生活で感じた“治安の肌感”

昼間は観光客や地元の人々でにぎわい、街の雰囲気はとても穏やかでした。スリーマやセントジュリアン周辺では、日中の買い物やカフェ利用も安心して行うことができ、危険を感じる場面は少なかったです。

ただし、夜になると一部のエリアでは様子が変わります。特に週末の深夜は、クラブ帰りの若者や酔った人たちが増え、道端で騒いでいる姿を見かけることもありました。全体として治安は良い方だと思いますが、「安全=無警戒でよい」わけではなく、場所と時間帯によっては注意が必要だと実感しました。

マルタの治安は「基本的に安全」だが油断は禁物

良い意味での“安全さ”とその根拠(治安の印象、周囲の様子)

マルタの街は清潔で、人々も穏やかに過ごしており、観光地特有の喧騒や緊張感をあまり感じません。語学学校周辺の通学路やショッピングエリアでは、警察の姿を見ることもあり、日常的に見守られている印象がありました。

地元の人々がフレンドリーで困っていると自然に声をかけてくれる文化も、治安の良さを裏付けています。実際、私が落とし物をしたときも、近くにいた学生がすぐに届けてくれた経験があります。こうした安心できる空気感は、留学生活を支える大きな要素だと感じました。

他のヨーロッパとの比較(感じた違い)

マルタ滞在中に週末を利用してイタリアやスペインを訪れたことがありますが、比較してみるとマルタの治安の良さは際立っていました。

特に大都市では地下鉄や混雑した観光地でスリへの警戒が必要なのに対し、マルタでは人の密集度もほどほどで、強く身構える必要は感じませんでした。

また、深夜の外出に対する抵抗感もマルタでは比較的少なく、女性一人でも安心して歩けるエリアが多いという点が印象的です。もちろん絶対的な安全ではありませんが、ヨーロッパの中ではかなり平和で暮らしやすい部類に入るでしょう。

“夜”と“場所”によって変わる印象

昼間はほとんど危険を感じないマルタですが、夜になると様相が少し変わる地域もあります。特に観光客が集まるセントジュリアンの繁華街やクラブ周辺では、週末になると酔っ払った若者たちが集まり、騒がしい雰囲気になります。

実際に、友人がナンパ目的でしつこく声をかけられたり、スマホを狙われそうになった場面もありました。また、バレッタの裏通りなどは夜間照明が少なく、一人歩きには不安が残ります。時間帯やエリアに応じた自衛意識が必要になると強く感じたポイントです。

ここには注意!実際に見聞きした危険エリア・トラブル例

筆者が実際に遭遇した/聞いたケース(例:スリ、ナンパ、詐欺)

留学中に実際に耳にしたトラブルとして最も多かったのが「スリ」と「ナンパ」です。特にバスの中や繁華街では、不自然に接近してくる人に注意が必要です。

私自身もスリ未遂を受けましたが、背後からバッグに手を入れようとする動きに気づいて事なきを得ました。

セントジュリアン周辺ではナンパ目的の男性にしつこく付きまとわれたという話を複数の女性から聞いています。中にはバーで知り合った人に詐欺的な勧誘をされたケースもあり、警戒心を持つことが重要だと感じました。

危険を感じた場所や時間帯(例:バレッタ夜間、ステージ沿い)

日中は安心できる場所でも、夜になると状況が一変するエリアがあります。特にバレッタの旧市街は、夜間になると観光客が減り、裏通りでは照明が少なく視界が悪くなります。

私が不安を感じたのは、バレッタのバスターミナル周辺を夜に通ったときで、人気もなく酔った男性グループが集まっていたため、身を守るために迂回して帰宅しました。

また、海沿いの遊歩道では、夜に一人で歩いていた友人が見知らぬ男性に尾行されたこともあります。時間帯と環境によって安全度が大きく変わることを実感しました。

特に女性が気をつけたいポイント(体験+現地の声)

マルタは女性一人でも比較的過ごしやすい国ですが、それでも油断は禁物です。露出の多い服装で歩いていると、特に夜間はナンパや視線を感じる場面が多くなります。

語学学校の女性たちの間でも「セントジュリアンの夜はなるべく一人で歩かない」「Uber(タクシー配車アプリ)を使って帰るようにしている」といった声がよく聞かれました。

また、バーやクラブでは飲み物に注意するよう現地のスタッフからも助言されました。海外慣れしていない人ほど、最初から少し過剰なくらいの警戒心を持つことが結果的に安全につながるといえるでしょう。

マルタでトラブルを避けるために私が実践していた対策

普段から意識していたこと(服装、持ち物、歩き方)

日々の生活で私が心がけていたのは、目立たず、隙を見せないことです。露出の多い服装や高価なアクセサリーは避け、バッグはチャック付きの斜めがけを選び、常に前に持つようにしていました。

イヤホンで音楽を聞くときも片耳だけにして周囲の音を意識し、夜道ではなるべく明るく人通りの多いルートを選びました。

歩き方や態度にも注意を払い、自信のある雰囲気を出すよう意識することで、ターゲットにされにくくなったように思います。これらの小さな工夫が安心につながったと実感しています。

語学学校・シェアハウスでの注意点と仲間との助け合い

語学学校やシェアハウスでは、最初に信頼できる人を見つけることが大切です。私の場合、初日のオリエンテーションで知り合った日本人留学生と情報交換をしながら行動を共にすることで、心強さが増しました。

鍵のかかる個人スペースがあるシェアハウスを選び、貴重品は常に自分で管理していました。また、ルームメイトとの間で「夜間に外出する際は必ず連絡を入れる」など、簡単なルールを共有することも安全策のひとつです。共同生活では、距離感と信頼のバランスを取ることが重要となります。

筆者からこれから行く人へのメッセージ

これからマルタに留学する方には、「治安が良い」という情報に安心せず、自分の安全は自分で守るという意識を持ってほしいと思います。

マルタは本当に美しく、フレンドリーな国ですが、海外であることに変わりはありません。現地の文化やマナーを尊重しつつ、少しの警戒心と観察力を持つことで、トラブルの多くは防げると実感しました。

楽しみながらも安全に生活するためには、日々の小さな気づきと工夫が大きな差を生みます。準備はしっかりして、安心して渡航してください。

安全に楽しい留学生活を送るために

留学生活は語学の学びだけでなく、人との出会いや文化体験も大きな魅力です。そのためにも、まずは安心して過ごせる環境づくりが欠かせません。現地の治安情報は定期的に確認し、信頼できる現地の友人や先生とつながっておくことも大切です。

私の場合、困ったときにすぐ相談できる学校スタッフの存在がとてもありがたく、万が一の際にも落ち着いて対応できました。安全を確保することが、結果的に充実した時間と経験につながるのだと、留学を終えた今、強く感じています。

まとめ:マルタは住みやすいけれど、“知らないと危ない”もある

マルタは治安が良く、英語が通じるコンパクトな島国で、留学先として非常に魅力的な場所です。日中の街並みは穏やかで人々も親切なため、初めての海外生活でも比較的安心して過ごせる環境といえます。

しかし、その一方で夜間の一部エリアや観光地では、スリやナンパといった軽犯罪のリスクが潜んでおり、油断は禁物です。

留学生として大切なのは、「安全」と言われる環境でも自分自身の行動に注意を払い、リスクを最小限に抑える意識を持つことです。正しい知識と準備、そして現地での柔軟な対応力があれば、マルタでの留学生活はきっと素晴らしい経験となるでしょう。

榮阪健太 プロフィール画像執筆者:榮阪健太

世界20カ国以上を旅したWebライター。マルタ留学を経て、NZとアイルランドでのワーホリへ挑戦!
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