オーストラリア留学を考えているみなさん、留学先として真っ先に思い浮かぶのは、シドニーやメルボルンといった大都市ではないでしょうか。しかし、実はオーストラリアには、もっと魅力的な留学先がたくさんあるんです。
その中でも近年特に注目を集めているのが、西オーストラリア州の州都パースです。都会の利便性と大自然の魅力を兼ね備えた、オーストラリアの中でも人気急上昇中の都市なんです。
世界でもトップクラスの住みやすさを誇り、学生にとって最高の学びの環境が整ったパース。夢の留学先を探しているあなたに、ぜひ知っておいてほしい街です。
この記事では、パース留学の魅力を余すところなくご紹介します。ぜひ参考にして、より充実した留学生活を実現させてください。
パースの魅力
パースはオーストラリアの中でも特に魅力的な都市であり、留学先として人気が高まっています。中でも注目すべき点は以下の通りです。
- 世界でも指折りの住みやすい都市
- 一年を通して温暖で過ごしやすい気候
- 美しいビーチや自然があふれる環境
- 多様な文化が融合した多文化都市
- 数多くの質の高い教育機関が集結
これらの魅力から、パースは留学先としてまさに申し分ない都市だと言えるでしょう。豊かな自然に恵まれ、生活の利便性も高く、学習環境も整っています。オーストラリア留学をお考えなら、ぜひパースにも注目してみてください。
パース留学のメリット
パースに留学することで得られるメリットは数多くありますが、中でも特筆すべきは次の3点です。
日本人が少ない環境で英語力アップ
パースの語学学校には、ヨーロッパやアジア、南米など、世界中から学生が集まります。その中で日本人留学生の割合は比較的少なめで、英語学習においては大きなメリットとなります。
日本人が多い環境だと、どうしても日本語に頼ってしまいがちですが、パースでは日本人同士で固まることなく、他国の学生と英語でコミュニケーションを取る機会が多くなります。授業だけでなく、休み時間や放課後、寮生活でも常に英語漬けの毎日を送ることができるのです。
大自然を満喫できるアクティビティ
パースの大きな魅力は、美しく雄大な自然に囲まれていることです。学校が休みの日には、広大な公園でのんびり過ごしたり、透き通った海でサーフィンやシュノーケリングを楽しんだりと、様々なアクティビティを通して大自然を満喫することができます。
また、パース近郊には世界遺産のピナクルズ砂漠や、コアラやカンガルーに出会えるロットネスト島など見どころがたくさんで、留学生活に刺激的なアクセントを加えてくれるはずです。
留学生への手厚いサポート体制
西オーストラリア州は、留学生の受け入れに力を入れており、手厚いサポート体制が整っています。
州都パースでは、留学生の生活をサポートする非営利団体「StudyPerth」が、様々なサービスを提供していて、新入生向けのオリエンテーションや交流イベントの開催、緊急時の24時間無料ヘルプラインなど、手厚いケアで留学生活を支えてくれます。
英語力の向上だけでなく、快適な留学生活を送るためのサポートが整っているのも、パース留学の大きな強みと言えるでしょう。
パース留学のデメリット
パース留学は魅力がたくさんある一方で、デメリットもあります。留学先を決める際は、以下の点にも留意が必要です。
他の主要都市から離れている
パースは西オーストラリア州に位置し、東海岸の大都市であるシドニーやメルボルンから飛行機で4時間ほどかかる距離にあります。
つまり、他の主要都市へ気軽に足を運ぶことはできません。週末にシドニーに遊びに行く、といった旅行プランは難しいかもしれません。
とはいえ、飛行機に乗れば行けないわけではありません。長期休暇を利用して、他の都市へ旅行に出かけるのも良い思い出になるでしょう。
娯楽施設は比較的少ない
パースの生活は、シドニーやメルボルンなどの大都市と比べると、やや地味に感じるかもしれません。夜間の外出を楽しめるスポットや大規模なショッピングモールなどの娯楽施設は、他の都市と比較すると少なめです。
しかし、それがかえって学習に集中できる環境につながるというメリットもあります。パースの留学生の多くは、勉学に熱心に取り組む傾向にあります。
娯楽よりも、勉強やアウトドアを重視したいという人には、むしろ最適の環境だと言えるでしょう。そして、都会的な刺激が欲しくなったら、長期休暇を利用して他の都市に遊びに行くのがおすすめです。
パース留学の費用
パース留学には、語学学校の授業料以外にも、ビザ申請費、航空券、保険、滞在費など、様々な費用がかかります。
ここでは、費用の内訳を詳しく見ていきましょう。
語学学校にかかる費用の目安
項目 | 費用 |
---|---|
入学金 | AU$150〜250 |
授業料(週あたり) | AU$300〜450 |
教材費 | AU$50〜80 |
語学学校の費用は、学校やコースによって異なりますが、平均的な費用は上記の通りです。
現地での生活費・交通費など
現地での生活費は、ライフスタイル次第で大きく変わってきます。
項目 | 費用の目安 |
---|---|
滞在費(ホームステイ) | 週AU$250〜300 |
食費 | 週AU$100程度 |
交通費 | 週AU$30〜50 |
海外留学保険 | 月AU$30〜 |
携帯電話 | 月AU$50 |
娯楽費 | 週AU$50〜 |
このように、語学学校の費用だけでなく、生活全般でかかる費用をよく確認し、十分な資金を用意してから留学に臨むことが大切ですね。
奨学金やサポート制度
パース留学では、授業料の負担を軽減する奨学金制度や、生活面をサポートする制度が充実しています。
西オーストラリア州政府は、学校成績が優秀な留学生に対して奨学金を提供しています。また、英語力や成績のいい学生は、授業料の割引や免除を期待できます。
他にも、学校独自の奨学金制度を設けているところもあるので、きちんとリサーチすることが大切です。授業料の免除や割引、生活費のサポートなどを受けられる可能性は十分にあります。
パースはリーズナブルな都市だと言われますが、留学となると生活全般でお金がかかるもの。奨学金制度を上手に活用すれば、負担を大幅に軽減できるかもしれません。
パースのおすすめ語学学校
パースには数多くの語学学校がありますが、ここでは特におすすめの学校を4つ厳選してご紹介します。
ナビタス・イングリッシュ
公式HP:https://www.navitasenglish.edu.au/
ナビタス・イングリッシュは、質の高い教育で定評のある学校です。少人数制のクラスで、経験豊富な講師陣が学生一人ひとりに合わせたレッスンを展開します。
一般英語コースの他に、ケンブリッジ英語検定対策や、IELTS対策コースもあり充実したコース展開が魅力となっています。キャンパスは緑豊かな環境にあり、図書室や自習スペースはもちろん、学生ラウンジや無料のWi-Fiも完備しています。
レクシス・イングリッシュ
公式HP:https://lexisenglish.com/location/perth/
レクシス・イングリッシュは、パースでもトップクラスの規模を誇る学校で、質の高い教育とリーズナブルな授業料で人気を集めています。
多彩な国籍の学生が集まり、年間を通して常に活気にあふれています。各種英語資格対策コースはもちろん、プライベートレッスンや、ビジネス英語、学校でのインターンシップなど、ニーズに合わせた幅広いプログラムが用意されています。
西オーストラリア大学付属語学学校CELT
公式HP:https://www.uwa.edu.au/celt/home
西オーストラリア大学付属の語学学校CELT(Center for English Language Teaching)は、アカデミックな英語の習得に力を入れた学校で、大学進学を目指す学生の間で高い人気を誇ります。
一般英語コースやIELTS試験対策はもちろん、英語で専門科目を学ぶためのEAPコースなど、バラエティ豊かなプログラムが特徴です。また、大学のキャンパス内にあるため、図書館など大学の施設を利用できる点も魅力です。
アイエルエスシー
公式HP:https://www.ilsc.com/language-schools/destinations/australia/city/adelaide
1991年創立のアイエルエスシー(ILSC)は、豊富な経験と独自のカリキュラムを持つ人気校です。コミュニケーション重視の少人数制クラスで、スピーキング力の向上が期待できます。
多彩な選択科目が特徴で、ビジネス英語やボランティア、バリスタなど、スキルアップにつながるコースが充実しています。また、アイエルエスシーは世界各地にキャンパスを持つグローバルな学校なので、他国のキャンパスへの短期留学の機会もあります。
パースの語学学校選びのポイント
数あるパースの語学学校の中から、自分に合った学校を選ぶためのポイントを見ていきましょう。
ケンブリッジ英語検定対策コースの有無
英語の資格試験であるケンブリッジ英語検定は、世界中で認知度が高く、留学の成果を証明するのに最適です。パースの多くの語学学校では、ケンブリッジ英語検定対策コースが開講されています。
この試験対策コースでは、読む・書く・聞く・話すの4技能をバランスよく伸ばすカリキュラムが組まれており、試験に合格するためのスキルが身につきます。英語の総合力を効果的に高めたいなら、このコースが設置されている学校を選ぶのがおすすめです。
授業の質と学習サポート体制
せっかく留学するなら、質の高い授業を受けられる学校を選ぶのがおすすめです。学校選びの際は、教師の質や教授法、カリキュラムの内容などをしっかりチェックしましょう。
また、語学学習のサポート体制も重要です。学習相談に乗ってくれるスタッフがいるか、自習スペースや図書室は整っているか、放課後の無料クラスはあるか、などもポイントです。
留学生の出身国のバランス
語学学校には、世界各国からの留学生が集まります。様々な国籍の学生と交流できるのは、留学ならではの魅力ですが、母語に頼りすぎてしまうと英語の上達が遅れる可能性もあります。
学校選びの際は、どこの国からの留学生が多いのかを確認するのも一つの方法で、特定の国籍に偏らずバランスが取れている学校だと、授業中も母語に頼らず英語で話す機会が増えるでしょう。
立地やアクセスの良さ
学校の立地やアクセスの良さも、留学生活の快適さを左右する重要なポイントです。
利便性の高い場所にある学校だと、放課後のショッピングや遊びにも事欠きません。都心部の学校は、交通の便が良いため、郊外に住んでいても通学には困らないでしょう。
一方で、郊外の学校なら落ち着いた環境で勉強に集中できる利点もありますが、通学時間や交通費がかかるので、事前に確認が必要です。
まとめ
パースは、オーストラリアの中でも人気急上昇の都市で、留学先としての注目度も年々高まっています。
パース留学の魅力を最大限に味わうためにも、事前の入念な下調べを忘れずにしましょう。また、実際にパース留学に行く際は、思い切り学んで、遊んで、かけがえのない異文化体験を楽しんでください。