英語での会話中、気がつけば相手へのリアクションが「Really?(本当に?)」ばかり。
会話は続いているけれど、同じリアクションばかりを繰り返すうちに「ほかの相づちないの?」と自分にがっかりし、落ち込んだ経験があります。
カナダワーホリ中に”相づち迷子”になってしまった筆者の経験をお伝えします。
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「Really?」だけでは乗り切れない!相づちスキルも英会話には必要だった
筆者はカナダワーホリ中、現地のゲストハウスで働いており、仕事中は作業をしながら、カナダ人やアメリカ人、ドイツ人、スイス人などと、お互いの国の文化や考えについて話すことが多くありました。
とても興味深い話が多く、相手の話をじっくり聞きたいこともよくあったのですが、その度に自分のリアクションの弱さにがっかりしていました。
相づちの英語表現を積極的に学んでこなかったため、「Really?」や「Wow!」、「Yeah?」をただ繰り返しているだけのリアクションばかり。
本当に興味があって聞いているのに、反応が薄っぺらい気がして相手に申し訳なく思っていました。
相手のリアクションにも備える準備が必要だった!
困ったのは自分の相づちだけではありません。
相手からも今まで聞いたことのないリアクションが返ってくることもあります。
下記は、実際の会話で学んだ英語表現です。
- Fair enough. (まあ、それも一理あるね / 言いたいことはわかる)
- Totally. (まったくその通り)
- Same here. (私も同じ)
- Makes sense?(意味分かる?)
- Indeed. (まさに)※少しフォーマルな表現
特に仲のよかった人が「fair enough」をよく使っていて、最初はポジティブな意味なのかネガティブな意味なのかもわからず、ニュアンスを掴むのにも苦労しました。
実際は、筆者の意見を尊重してくれる相づちだったのですが、辞書や解説を見て理解するまでは、どういう意味だろうと会話中にヒヤヒヤしていました。
自分が実際に使うだけでなく、相手の反応を正しく理解するためにも、相づちでよく使われる表現を知っていくことはとても大切だったのです。
相づちでスムーズに会話を進めるためにできることは?
筆者は実際の会話で相手のリアクションを真似しながら、だんだんと相づち表現を覚えました。
うまく相づちが打てなかったと思うことがあれば、積極的に英語での表現方法を調べ、のちの会話でその表現を使うことで、自分の表現のバリエーションを増やしていきました。
これから留学やワーホリを考えている人には、現地で慌てる前に、先に相づち表現についても学んでおくことをおすすめします。
筆者は「I see.(なるほど)」「That’s true.(その通り)」といった表現は知っていたのに、ただ表現を覚えていただけだったため、最初は相づちとしてうまく使いこなすことができませんでした。
表現を一覧で見るだけでなく、「これは相づちとして使える」と意識しながら確認し、実際に使ってみることも大切です。
また、自分が日本語の会話でよく使う相づちをあらかじめ英語で言えるよう練習しておくのもおすすめです。
文脈で適切な英語表現は変わりますが、たとえば、下記のような置き換えを覚えておけば、会話をスムーズにできるでしょう。
日本語の相づち | 英語での言い換え例 |
---|---|
へー | Interesting / Oh, really? |
そうなんだ | I see. / I didn’t know that! |
それで? | And then? / What happened? |
ありえない... | No way… / Unbelievable… |
YouTubeでも相づちを解説している動画がたくさんあるので、発音の仕方やニュアンスを知るのにあわせてチェックしてみてください。
相づちは相手の話を理解してこそ!
本来、相づちとは、相手に「あなたの話を聞いています」「あなたの話に興味があります」ということを伝えるためのものです。
決まったフレーズだけでなく、相手の会話に合わせて「Why not?(なぜそうしないの?)」のように質問してみたり、素直に「おもしろいね(It’s funny.)」「楽しそうだね(Sounds fun.)」と感想を伝えたりするのでも十分です。
上手に相づちを打ったり、リアクションしたりするためには、相手の話をよく理解することが前提となるため、スムーズな聞き取りができるよう、語彙力やリスニング力の強化もしっかり進めていきましょう。