語学学校のレベル分けテストで失敗しないための準備法はありますか？

語学学校のレベル分けテストは、自分の英語レベルに合ったクラスに入るために必要なものです。そのため、テストに向けて勉強を頑張るというよりも、実力を発揮するため、リラックスして臨めるよう準備しておくことが大切です。

通常、レベル分けのテストは、文法や語彙をチェックする筆記テストと、スピーキング・リスニング力をチェックするスピーキングテストで構成されます。

特にスピーキングテストで緊張してしまい、うまくできなかったということが多いため、テストに向けては、簡単な自己紹介や、留学を決めた理由、留学先でやりたいことなどを、あらかじめ英語で言えるよう準備しておきましょう。
スピーキングテストは和やかな雰囲気で行われることが多いので、緊張しすぎず、会話を楽しむ気持ちで臨むとうまくいきやすくなります。

はい。語学学校のレベル分けテストで失敗しないための最大の準備法はオンラインテストに慣れておくことです。

語学学校のレベル分けは、以前は現地に到着してから面談と筆記テストで到着当日に決定する方法が主流でした。現在は出発前にオンラインテストを受験してもらい、到着前にレベルが決定しているケースがほとんどです。つまり、オンラインテストに慣れておく必要があります。

また、レベル分けはCEFR（通称セファール）というヨーロッパで策定された外国語の習熟度を評価する国際基準を用いてレベル分けされることが多いです。

すべての語学学校がCEFRを採用しているわけではありませんが、総合スキルで判定されるのはどの語学学校も共通のため、このCEFR対策のオンラインテストに慣れておくと失敗することが少なくなります。

以下、CEFRを採用している無料のオンラインテストを紹介します。
1、Preply
36問の選択式テストで、文法や語彙を中心に評価します。所要時間は約20分で、CEFR基準に基づくレベル（A0〜C2）が即座に表示されます。

2、EnglishRadar
60問のテストで、文法、語彙、リーディング、リスニングを網羅的に評価します。結果はCEFRレベル（A1.1〜C2.2）で表示され、詳細な解説も提供されます。

3、Cambridge English
リーディングとリスニングのスキルを中心に評価する簡易テストです。所要時間は約15分で、CEFRレベル（A〜C）を即座に確認できます。

また、意外にあなどれないのがタイピングです。オンラインテスト前に慣れておき、テストもスマホではなく、必ずPCかタブレットで受験する様にしましょう。